結婚式の準備
新郎と新婦のために

挙式までの美容計画

おそくも挙式一ヵ月前から、美しくなる努力をしましょう。

清潔なはだ・・何よりもまず大事なのは、はだの手入れ。就寝前によごれをクレンジングクリームでふき、さらにさっぱりと石けん洗顔し、化粧水をつけます。こうして、はだの疲れを休めることが第一です。
にきびは、薬用石けんで洗い、クンメルフェルド氏液(硫黄剤、一〇〇円くらい)をつけて、なおしましょう。精神的、肉体的な疲労や、結婚式を控えての厚化粧は、にきびの大きな原因です。

マッサージ・・入浴後に顔から頚ヘコールドクリームをぬり、指先でパタパタと軽くたたきます。クリームをふきとってから化粧水を。
はだの荒れている方は、卵黄パック(卵黄と小麦粉を混ぜてどろりとさせる。はだに二○分間ぬって洗い落とす)を、日やけの残っている方は、漂白パック(玉子少々とオキシフル、小麦粉を混ぜて)をして、はだを整えましょう。

まゆを作る・・特に高島田には、太すぎるまゆが目ざわり。むだ毛を抜いて、形を作っておきます。

腕、手、足の手入れと脱毛・・顔と同様にマッサージを。ひじや指の節はレモンでこすってやわらかくし、つめもとぎどきマニキュアをして、形やつやを美しく。かかと、足のつめ(ペディキュア)も同じです。(写真1と2)
毛深い人は、ワックスで二、三回脱毛を。

体臭・・好みの香りのオーデコロンを、入浴の際の上がり湯にたらして使ったり、これで髪をふいたりしているうちに、あなたについた匂いになります。

歯をなおす・・虫歯の完全治療を。

美容体操と睡眠・・多忙で片寄った生活から運動不足になりがち。軽い体操をしてから、ぐっすり眠ってください。

当日のために用意する小物・・振袖や打掛けの花嫁衣装を用いる方は、①細ひも四本(腰ひも用)②だて巻二本(三巻きできる長さのもの。市販のものはたいてい短いので、両端に五〇弛.くらいのひもをつけるとよい)③帯前心二枚(厚手のもの)④背負上げ一個(花嫁用のはまぐり形)、半紙一帖(厚手の竜の)
打掛けの場合は、ほかに脱脂綿も必要ですが、美容師さんによっても違うので、あらかじめよく相談してください。
はだ嬬衿はさらしもめんで衿幅のせまいもの。すそよけは、ペンベルグなどの飾りのないスカートふうのものを用意します。(遠藤波津子)


挙式の日の花嫁の化粧と支度

もし簡単な式服で結婚式をなさるならば、化粧も着付けも、おかあさんに手伝っていただきながら、自分でやってみてはいかがでしょう。
訪問着に洋髪の和装や、着こなしやすい洋装なら、きっとうまくいきます。

化粧
花嫁の化粧は、和洋装いずれの場合も、薄めでごく自然なほうが美しく、記念写真のうつりもよろしいのです。次の化粧法は和装にも洋装にも向くものです。
用意するもの・・タオル、手ぬぐい、ガーゼ、ナイロンパフ、水おしろい用筆、ぼたんバケ、粉おしろい用パフ、まゆ用小ブラシ、目ばり用小筆、口紅用筆、フェイスブラシ、ビューラー。.
収れん性化粧水、下地用クリーム、パンスティック、水おしろい、粉おしろい、まゆ墨、マヌカラ、アイシャドー、口紅。
おしろいの色は、式場や披露宴場の照明の色によって選びます。その照明の下で、はだがいちばん美しく見える色。だいたいピンク系の色のおしろいがよく、洋装の場合は、和装よりもっと自然色に近くします。
①まずぬれタオルで顔をふきます。
②収れん性化粧水で肌をひきしめ、
③下地用クリームを、顔から衿まで、よく伸ばします。(写真1)
④次に頚ヘバンスティックをぬり、(写真2)
ナイロンパフで、むらなく伸ばします。まぶたへはぬらず、パフで押さえるだけ。
⑤衿へは、水おしろいをつけます。パンスティックでは、着物をよごすから。
水おしろいは小皿にとり、筆でぬります。(写真3)すっかりぬれたら、ぼたんバケでまんべんなくむらのないようにしてください。(写真4)ぼたんバケがぬれてよごれたら、乾いた手ぬぐいでふきふき使うこと。
⑥ビューラー(まつ毛をカールさせるもの)でまつ毛の先をカールします。これは、あとでマスカラをぬったとき、下まぶたにつけないため。まつ毛のカー、ルは、根元からすると、びっくりしたような目つきに見えるので、毛先だけにします。
⑦顔に影をつけます。地はだの色よりも一調子暗いパンスティックを、まぶた、鼻の両わき、あごの角張りなどに、指先でつけ、パフで境目をよくぼかします。
⑧粉おしろいをつけます。粉おしろいは、つけすぎはかまいません。しかし、おしろいが足りなくて、何度もパフにおしろいをつけ直して、つぎ足しをするのはいけません。最初にパフへたっぷりとおしろいを含ませて、一度で顔全体につけられるようにしましょう。(写真5)
⑨つけすぎた余分のおしろいを、フェイスブラシかガーゼで軽く落とします。
⑩まゆはガーゼでよくふいて、おしろい気をすっかりとること。(写真6)
⑪まゆをかき、(写真7)まゆ用の小ブラシで自然にならしてくださいひ
⑫アイシャドーをつけます。
アイシャドーの色は、ブルーがよく、花嫁の目をきれいに見せます。写真8のようにまぶたにぬり、写真9のように、指先で目じりへかけて、まゆとの問に斜めに伸ばします。(目の出ている人はまぶた全体へ伸ばし、くぼんでいる人は、目の縁だけとします)
⑬アイラインをかきます。上まぶたは、目の縁にごく細く。(写真10)目じりで軽く上げまナ。下まぶたは、目じりから1/3のところまで。全部かくと、どぎつくなります。
⑭マスカラをつけます。上まぶたのまつ毛にだけ、まつ毛の下側へつけること。
⑮最後に口紅をぬります。
唇がぬれていると、よくつきません。粉おしろいで軽く押さえてからつけましょう。紅筆で輪郭をかき、中をぬりますが、下唇かち始めます。全部ぬり終えたら、必ずやわらかい紙で唇を軽く押さえ、紅を落ち着かせてください。

美容日程表
1ヶ月前
1ヶ月間にすること
①パーマをかける(ヘヤスタイルをきめ、自分で手入れができるよう、ピンカールの方法などを習っておく)②歯の治療③メーキャップの研究(式場の照明の色によって、おしろいの色を変える必要がある。あらかじめ、式場に問い合わせておくのがよい)④かつら合せ⑤式服の小物をそろえる
毎日すること
①洗顔②入浴③マッサージ④香りのおしゃれ⑤美容体操⑥睡眠
1週1度すること
①洗髪とセット②マニキュアとペディキュア③パック

1週間前
第一日 ①洗髪とセット②まゆを整える
第二日 歯のそうじ(歯科医でみがいてもらう。歯石をとるなどは、もう少し前に)
第三日 美容院での美顔術
第四日 脱毛(特に毛深くない人も)
第五日 顔そり
第六日 パック
第七日(前日) ①洗髪とピンカール②マニキュアとペディキュア